中国語検定の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
中国語検定とは?
中国語能力を測る指標として使われることも多く、日本国内の受験地が11箇所(東京・名古屋・大阪・京都・金沢・札幌・岡山・広島・大分・福岡・沖縄)に限られるHSK(漢語水平考試)に比べ全国54箇所(海外では北京・上海・シンガポールの3箇所)と受験会場も多く、年間5万人が受験している。
中国語検定 受験資格
どなたでも受験が可能。
試験内容・制限時間・科目
[1級]高度な読解力・表現力を有し,複雑な中国語及び日本語(例えば挨拶・講演・会議・会談など)の翻訳・通訳ができること。
1次:時事用語も含む難度の高い文章の日本語訳・中国語訳。熟語・慣用句等を含む総合問題。
2次:中国人との会話及び通訳。
[準1級]社会生活に必要な中国語を基本的に習得し,通常の文章の中国語訳・日本語訳,簡単な通訳ができること。
新聞・雑誌・文学作品・実用文等やや難度の高い文章の日本語訳・中国語訳。
[1級・準1級]リスニング(選択・記述):100点筆記(選択・記述):100点
[2級]複文を含むやや高度の中国語の文章を読み,3級程度の文章を書くことができること。日常的な話題での会話が行えること。
単語・熟語・慣用句の日本語訳・中国語訳、多音語・軽声の問題,語句の用法の誤り指摘、100~300字程度の文章の日本語訳・中国語訳。
[3級]基本的な文章を読み,書くことができること。簡単な日常会話ができること。
単語の意味、漢字のピンイン(表音ローマ字)への表記がえ、ピンインの漢字への表記がえ、常用語1,000~2,000による中国語複文の日本語訳と日本語の中国語訳。
[4級]平易な中国語を聞き,話すことができること。
単語の意味,漢字のピンイン(表音ローマ字)への表記がえ、ピンインの漢字への表記がえ、常用語500~1,000による中国語単文の日本語訳と日本語の中国語訳。
[2級~4級]リスニング(選択):100点筆記(選択・記述):100点
[準4級]学習を進めていく上での基礎的知識を身につけていること。
基本単語約500語(簡体字を正しく書けること)、ピンイン(表音ローマ字)の読み方と綴り方、単文の基本文型、簡単な日常挨拶語約50~80。
リスニング(選択):50点 筆記(選択・記述):50点
合格基準
1級:85%、準1級:75%、2級:70%、3級:65%、4級:60%、準4級:60%
※難易度を考慮して調整されることがあります。
試験日程
第77回中国語検定試験
6月・11月・3月(第4日曜日)
受験地
全国各地の会場
申込期限
6月試験:4月15日から5月15日
11月試験:9月15日から10月15日
3月試験:1月15日から2月15日
受験料
1級:8,500円、準1級:7,500円、2級:6,800円
3級:4,700円、4級:3,650円、準4級:3,000円
合格発表
試験実施後1ヶ月以内に発送。
中国語検定の合格率・難易度
第76回
準1級:合格率 14.1%、2級:合格率 23.6%、3級:合格率 35.5%、4級:合格率 42.8%、準4級:合格率 84.8%
第75回
1級:合格率 5.0%、準1級:合格率 15.8%、2級:合格率 16.2%、3級:合格率 31.4%、4級:合格率 46.5%、準4級:合格率 75.8%
お問合せ先
一般財団法人日本中国語検定協会
〒102-8218 東京都千代田区九段北1-6-4 日新ビル5階
TEL:03-5211-5881 FAX:03-5211-5882