建築施工管理技士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
建築施工管理技士とは?
1級建築施工管理技士
一般建設業、特定建設業の許可基準の一つである営業所ごとに置く専任の技術者、並びに建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者の有資格者として認められており、大規模工事を扱う。
公共性のある重要な5000万円以上の建築一式工事または2500万円以上の工事では、主任技術者、監理技術者にあたる。
2級建築施工管理技士
・建築、躯体、仕上げの3種類の資格に分かれ、建築に関する全ての分野で2級資格者となるためには、少なくとも3度の受験に合格する必要がある。
・それぞれの一般建設業、特定建設業の許可基準の一つである営業所ごとに置く専任の技術者並びに建設工事の現場に置く主任技術者及び監理技術者として小規模工事を扱う。
建築施工管理技士 受験資格
[1級]
・大学、専門学校を卒業し「高度専門士」と称する者、3年以上の実務経験者
・短期大学、高等専門学校、専門学校を卒業し「専門士」と称する者、5年以上の実務経験者
・高等学校、専門学校卒業後、10年以上の実務経験者
・その他、15年以上 等
※他、サイトにて試験実施要領を参考にして下さい。
試験内容・制限時間・科目
[1級]
学科:マークシート式 ①建築学等 ②施工管理法 ③法規
実地:記述式 ①施工管理法
[2級建築]
学科:マークシート式 ①建築学法 ②施工管理法 ③法規
実地:記述式 ④施工管理法
[2級躯体]
学科:マークシート式 ①建築学法 ②躯体施工管理法 ③法規
実地:記述式 ④躯体施工管理法
[2級仕上げ]
学科:マークシート式 ①建築学法 ②仕上施工管理法 ③法規
実地:記述式 ④仕上施工管理法
合格基準
※平成29年度参考
[1級]
学科試験:60問中36問以上正解
実地試験:得点が56%以上
[2級]
学科試験:選択問題、必須問題を合わせて40問のうち24問以上正解
実地試験:得点が58%以上
試験日程
平成30年度 1・2級建築施工管理技能検定試験
[1級]
学科:平成30年6月10日、
実地:平成30年10月14日
[2級]
学科のみ:
前期 平成30年6月10日、
後期 平成30年11月11日
学科・実地 平成30年11月11日
受験地
[1級]
札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
[2級]
前期:札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄
後期:札幌、青森、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、沖縄
申込期限
[1級]
平成30年2月2日~平成30年2月16日
[2級]
学科のみ:
前期 平成30年3月9日~平成30年3月23日、
後期 平成30年7月6日~平成30年7月20日
学科・実地 平成30年7月6日~平成30年7月20日
受験料
[1級]学科:9,400円、実地:9,400円
[2級]学科・実地:9,400円、学科:4,700円、実地:4,700円
合格発表
[1級]
学科 平成30年7月20日、
実施 平成31年2月1日
[2級]
学科のみ:
前期 平成30年7月6日、
後期 平成31年1月25日
学科・実地 平成31年2月1日
建築施工管理技士の合格率・難易度
1級建築施工管理技士試験の合格率
年度 | 学科合格率 | 実施合格率 |
---|---|---|
平成29年度 | 39.7% | 33.5% |
平成28年度 | 49.4% | 45.6% |
平成27年度 | 43.6% | 37.8% |
平成26年度 | 41.6% | 40.2% |
平成年25度 | 47.0% | 41.4% |
平成24年度 | 37.3% | 40.6% |
平成23年度 | 37.3% | 40.6% |
2級建築施工管理技士試験の合格率
年度 | 学科合格率 | 実施合格率 |
---|---|---|
平成29年度 | 38.7% | 28.9% |
平成28年度 | 51.9% | 38.9% |
平成27年度 | 48.5% | 32.7% |
平成26年度 | 47.9% | 33.5% |
平成年25度 | 40.2% | 30.1% |
平成24年度 | 56.1% | 34.1% |
平成23年度 | 47.7% | 34.6% |
お問合せ先
一般財団法人 建設業振興基金
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-2-12 虎ノ門4丁目MTビル2号館3階
TEL 03-5473-1581