海技士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
海技士とは?
海技従事者、大型船舶を運航するための国家資格です。資格は乗組が認められる船舶の内航・外航、船舶の大きさ・推進機関の出力の違いや、職務・部署の違いなどによって29種類に分かれている。
資格の種類は?
海技士(航海)1級~6級
海技士(機関)1級~6級
海技士(通信)1級~3級
海技士(電子通信)1級~4級
海技士 受験資格
・海技士(通信)、海技士(電子通信):17歳9月以上。
・海技士(航海)、海技士(機関):年齢制限無し。
・一定期間以上、船舶の運航又は機関の運転等の職務に従事した経歴が必要。
・海技士(通信)及び海技士(電子通信)以外:筆記試験のみは乗船履歴無し。
・海技士(通信)、海技士(電子通信):電波法上の無線従事者の免許を受け、かつ船舶局無線従事者証明書を受有する。
試験内容・制限時間・科目
身体検査・筆記及び口述試験
海技士(航海)
学科:計測機器、船舶知識(動力、設備、構造等)、気象知識、緊急時の知識
口述:学科と同じ範囲
身体検査:視力、聴力、疾患の有無
船橋当直3級
学科:機器知識、構造知識、航法、気象、法知識、英語、貨物、緊急時の知識
口述:学科と同じ範囲
身体検査:視力、聴力、疾患の有無
海技士(機関)
学科:機関知識、電気工学、甲板機械、製図、熱力学、英語
口述:学科と同じ範囲
身体検査:視力、聴力、疾患の有無
機関当直3級・内燃機関2級
学科:機関知識、電気工学、甲板機械、製図、熱力学、英語、製図、緊急時の知識
口述:学科と同じ範囲
身体検査:視力、聴力、疾患の有無
海技士(通信)
学科:船舶知識(動力、設備、構造等)、気象知識、緊急時の知識
身体検査:視力、聴力、疾患の有無
海技士(電子通信)
学科:船舶知識(動力、設備、構造等)、気象知識、緊急時の知識
身体検査:視力、聴力、疾患の有無
試験日程
4回(2月・4月・7月・10月)
受験地
各地方運輸局
申込期限
実施箇所で異なる
受験料
資格種別 | 筆記試験 | 口述試験 | 登録(免許税 |
---|---|---|---|
一級海技士(航海・機関) | 7,200 | 7,500 | 15,000 |
二級海技士(航海・機関) | 7,200 | 7,500 | 9,000 |
三級海技士(航海・機関) | 5,400 | 5,500 | 9,000 |
四級海技士(航海・機関) | 3,500 | 3,700 | 4,500 |
五級海技士(航海・機関) | 3,500 | 3,700 | 3,000 |
六級海技士(航海・機関) | 2,400 | 3,000 | 2,100 |
一級海技士(通信) 一~三級海技士(電子通信) |
5,000 | – | 7,500 |
二級海技士(通信) | 3,400 | – | 6,000 |
三級海技士(通信) 四級海技士(電子通信) |
2,700 | – | 2,100 |
身体検査手数料:870円
合格発表
実施箇所で異なる
海技士の合格率・難易度
調査中
お問合せ先
北海道運輸局、東北運輸局、関東運輸局、北陸信越運輸局、中部運輸局、近畿運輸局、神戸運輸監理部、中国運輸局、四国運輸局、九州運輸局、沖縄総合事務局
国土交通省
〒100?8918 東京都千代田区霞が関2-1-3
TEL:03-5253-8111