ビオトープ管理士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
ビオトープ管理士とは?
地域で受け継がれてきた自然や歴史、文化などの貴重な財産を活かし、自然と伝統が共存した美しい町づくりや国づくりを実践する技術者です。
ビオトーブとは、生き物と場所から成る言葉で、地域の野生の生き物たちが生息・生育する空間を意味する。
資格は2種類で、1級と2級の階級があります。
ビオトープ計画管理士
広域的な地域計画(都市計画、農村計画など)のプランナーです。
ビオトープ施工管理士
設計・施工にあたる事業現場担当の技術者です。
ビオトープ管理士 受験資格
2級:制限はありません。
1級:①から⑦の条件のうち、いずれか1つ満たす必要がある。
①4年制大学を卒業後、通算で満7年以上の実務経験年数を有する。
②大学院を卒業後、通算で満5年以上の実務経験年数を有する。
③短期大学、専門学校、高等専門学校のいずれかを卒業後、通算で満9年以上の実務経験年数を有する。
④高等学校を卒業後、または高等学校卒業程度認定試験合格後、通算で満11年以上の実務経験年数を有する。
⑤技術士(建設、農業、森林、水産、環境)、1級土木施工管理技士、1級造園施工監理技士のいずれかの資格を取得後、通算で満4年以上の実務経験年数を有する。
⑥2級ビオトーブ計画管理士、2級ビオトーブ施工管理士、2級土木施工管理技士、2級造園施工管理技士のいずれかの資格取得後、通算で満7年以上の実務経験年数を有する。
⑦上の学歴・資格によらない場合で、通算で満14年以上の実務経験年数を有する。
試験内容・制限時間・科目
筆記試験
環境計量士(濃度関係)
①環境計量に関する基礎知識(化学)
②化学分析概論及び濃度の計量
③計量関係法規
④計量管理概論
環境計量士(騒音・振動関係)
①環境計量に関する基礎知識(物理)
②音響・振動概論並びに音圧レベル及び振動加速度レベルの計量
③計量関係法規
④計量管理概論
①と②は専門、
③と④は共通です。
※1級には口述試験があります。
試験日程
平成30年度ビオトープ管理士試験
筆記:平成30年9月30日(1級・2級)
口述:平成30年12月8日(1級のみ)
受験地
筆記:札幌、盛岡、仙台、東京、新潟、金沢、長野、名古屋、大阪、広島 、徳島 、福岡 、鹿児島他
※盛岡、金沢、広島、徳島は2級のみ
口述:東京
申込期限
6月上旬から8月中旬
受験料
1級:11,000円、
2級:7,000円
合格発表
12月下旬
ビオトープ管理士の合格率・難易度
年度 | 1級合格率 | 2級合格率 |
---|---|---|
平成29年度 | 32% | 50% |
平成28年度 | 29% | 56% |
平成25年度 | 30% | 45% |
平成23年度 | 25% | 60% |
お問合せ先
公益財団法人 日本生態系協会
ビオトープ管理士係
〒171-0021 豊島区西池袋2-30-20 音羽ビル
TEL:03-5951-0244 FAX:03-5951-2974