理学療法士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
理学療法士とは?
身体機能障害の機能回復、身体的な障害を持つ人に対して、医師(時に歯科医師)の指示の下、その基本的動作能力の回復を図ることを目的に、治療体操その他の運動を行わせ、及び電気刺激、温熱、寒冷、光線、水、マッサージなどの物理的手段を加える者。
資格取得には?
養成学校で3年以上必要な知識と技術を身につけ、国家試験に合格。
就職先は?
総合病院、リハビリテーションなどの医療機関や福祉施設。
給与・年収は?
※理学療法士、作業療法士の統計調査結果です。ご参考下さい。
平均年収:404万円、平均月収:28万円、年間賞与等:63万円。
男性 平均年収 | 女性 平均年収 |
---|---|
平均年収:412万円 | 平均年収:396万円 |
平均月収:28万円 | 平均月収:27万円 |
年間賞与等:64万円 | 年間賞与等:63万円 |
平均年齢:32.7歳 | 平均年齢:32.7歳 |
集計データ:平均勤続年数5.6年、対象人数:70970人 | 集計データ:平均勤続年数5.8年、対象人数:65020人 |
厚生労働省の「平成29年賃金構造基本統計調査」より |
理学療法士 受験資格
①学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者で、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した理学療法士養成施設において、3年以上理学療法士として必要な知識及び技能を修得した者
②外国の理学療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で理学療法士の免許に相当する免許を得た者で、厚生労働大臣が①に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定した者
③法の施行の際、現に文部大臣又は厚生大臣が指定した学校又は施設において、理学療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中の者であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業した者
試験内容・制限時間・科目
[筆記]
一般問題:解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
実地問題:運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
[口述及び実技]
点字試験受験者に対して、実地問題に代えて次の科目について行う。運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び理学療法
合格基準
第53回を例とした場合
総得点 165点以上 / 274点
実施問題 40点以上 / 114点
試験日程
第54回理学療法士試験
[筆記]平成31年2月24日
[口述及び実技]平成31年2月25日
受験地
[筆記]北海、宮城、東京、愛知、大阪、香川、福岡及び沖縄
[口述及び実技]東京
申込期限
平成30年12月14日から平成31年1月4日
受験料
受験手数料:10,100円
合格発表
平成31年3月25日
理学療法士の合格率・難易度
実施回・年度 | 合格率 |
---|---|
第53回 平成29年度 | 81.4% |
第52回 平成28年度 | 90.3% |
第51回 平成27年度 | 74.1% |
第50回 平成26年度 | 82.7% |
第49回 平成25年度 | 83.7% |
第48回 平成24年度 | 89.0% |
第47回 平成23年度 | 82.4% |
第46回 平成22年度 | 74.3% |
お問合せ先
厚生労働省 医政局医事課試験免許室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-5253-1111(代表)
理学療法士試験講座・スクール
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受講される方の学習環境に応じた「通信課程」「夜間通学課程」などの学習スタイルもあり。
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