義肢装具士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
義肢装具士とは?
義肢装具の採型(立体的に体の型をとる)・採寸(体の輪郭をトレースし寸法を記録)・製作を行うことができ、完成後も体や目的の変化に応じて適合・調整、後の心身のケアまでを行う専門職です。
資格取得には?
所定の教育課程を修めた後「義肢装具士国家試験」に合格すること。
受験資格
①大学に入学することができる者であって、指定した学校又は義肢装具士養成所において、3年以上、必要な知識及び技能を修得したもの。
②大学若しくは高等専門学校、文教研修施設若しくは養成所において1年(高等専門学校にあたっては、4年)以上修業し、かつ、厚生労働大臣の指定する科目を修めた者であって、指定した学校又は厚生労働大臣が指定した義肢装具士養成所において、2年以上、必要な知識及び技能を修得したもの。
③義肢及び装具の製作に係る技能検定に合格した者のうち規則第14条に規定する者であって、指定した学校又は義肢装具士養成所において、1年以上、必要な知識及び技能を修得したもの。
④外国の義肢装具の製作適合等に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国で義肢装具士の免許に相当する免許を受けた者であって、厚生労働大臣が①、②又は③に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの。
※要確認
試験内容・制限時間・科目
①臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む。)
②義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学)
③義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む。)
④義肢装具生体力学
⑤義肢装具採型・採寸学及び義肢装具適合学
合格基準
(例 第27回)
配点を1問1点、合計128点満点とし、次の基準を満たした者を合格とする。
総得点 77点以上/128点
※およそ60%以上
試験日程
第32回義肢装具士国家試験
平成31年2月22日
※年1回 2月下旬
受験地
東京都
申込期限
平成31年1月4日~平成31年1月18日
※1月上旬~1月下旬
受験料
59,800円
合格発表
平成31年3月26日(火曜日)午後2時
※3月下旬
義肢装具士国家試験の合格率・難易度
実施回・年度 | 合格率 |
---|---|
第31回 平成29年度 | 85.3% |
第30回 平成28年度 | 87.0% |
第29回 平成27年度 | 84.1% |
第28回 平成26年度 | 90.2% |
第27回 平成25年度 | 82.8% |
第26回 平成24年度 | 86.0% |
お問合せ先
厚生労働省 医政局医事課試験免許室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-5253-1111(代表)