視能訓練士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
視能訓練士とは?
医師の指導・指示のもとに、病院や眼科で視能検査を行い、斜視や弱視の訓練治療(視機能回復)も行なう専門職です。
視能検査とは:視力、視野、屈折、調節、色覚、光覚、眼圧、眼位、眼球運動、瞳孔、涙液、涙道などの検査の他に、超音波、電気生理学、写真の撮影検査などがある。
資格取得には?
所定の教育課程を修めた後「視能訓練士国家試験」に合格すること。
視能訓練士 受験資格
①大学に入学することができる者で、文部科学大臣が指定した学校又は視能訓練士養成所において、3年以上、視能訓練士として必要な知識及び技能を修得したもの。
②大学又は養成所において2年以上修業し、かつ、外国語、心理学、保健体育、生物学、物理学、数学及び教育学、倫理学、精神衛生、社会福祉又は保育のうち2科目の各科目を修めた者であって、学校又は視能訓練士養成所において、1年以上、視能訓練士として必要な知識及び技能を修得したもの。
③外国の視能訓練に関する学校若しくは養成所を卒業し、又は外国で視能訓練士の免許に相当する免許を受けた者であって、厚生労働大臣が①又は②に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの。
※要確認
試験内容・制限時間・科目
①基礎医学大要
②基礎視能矯正学
③視能検査学
④視能障害学及び視能訓練学
合格基準
(例 第44回)
配点を1問1点、合計169点満点とし、次の基準を満たした者を合格とする。
総得点 102点以上/169点
※およそ60%以上
試験日程
第49回視能訓練士国家試験
平成31年2月21日
※年1回 2月下旬
受験地
東京都及び大阪府
申込期限
平成30年12月14日~平成31年1月4日
※12月中旬~1月上旬
受験料
15,800円
合格発表
平成31年3月25日
※3月下旬
視能訓練士国家試験の合格率・難易度
回・年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
第48回 29年度 | 910人 | 97.7% |
第47回 28年度 | 832人 | 93.1% |
第46回 27年度 | 886人 | 94.0% |
第45回 26年度 | 886人 | 88.9% |
第44回 25年度 | 953人 | 90.6% |
第43回 24年度 | 743人 | 73.5% |
第42回 23年度 | 720人 | 92.4% |
お問合せ先
厚生労働省 医政局医事課試験免許室
〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-5253-1111(代表)