海上無線通信士の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
海上無線通信士とは?
海上関係の無線局の無線設備の操作を行うためのものであり、この資格には、第1級から第4級までの4種類があります。
船舶に施設する無線設備・海岸局や海岸地球局の無線設備(モールス電信を除く。)の操作を行うことができます。
就職先は?
GMDSS対象漁船、海岸局など。
受験資格
年齢、性別等の制限はありません。どなたでも受験できます。。
試験内容・制限時間・科目
第1級・第2級
①無線工学の基礎 :電気物理、電気回路、半導体及び電子管、電子回路、電気磁気測定
②無線工学A:無線設備、測定機器、保守・運用
③無線工学B:空中線系及び電波伝搬、測定機器、保守・運用
④法規:電波法及びこれに基づく命令、国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約、国際電気通信連合憲章に規定する国際無線通信規則等
⑤英語:英文和訳、英会話
⑥電気通信術
直接印刷電信1分間50字の速度の欧文普通語による約5分間の手送り送信。
電話1分間50字の速度の欧文(無線局運用規則別表第5号の欧文通話表による。)による約2分間の送話及び受話。
第3級
①無線工学 ②法規 ③英語 ④電気通信術
第4級
①無線工学 ②法規
試験日程
平成24年度 海上無線通信士試験
第1級・第2級・第3級 9月期・3月期の年2回
第4級 8月期・2月期の年2回
受験地
東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、枕崎市、那覇市
申込期限
9月期:平成24年7月1日から20日
3月期:平成25年1月1日から21日
8月期:平成24年6月1日から20日
2月期:平成24年12月1日から20日
受験料
第1級:15,450円、第2級:13,650円、第3級:8,850円、第4級:7,050円
合格発表
実施箇所で異なる
過去の合格率・難易度
平成23年度
第1級:合格率28.3%、第2級:合格率17.4%、第3級:合格率47.3%、第4級:合格率35.5%
平成22年度
第1級:合格率43.9%、第2級:合格率32.2%、第3級:合格率36.8%、第4級:合格率60.6%
お問合せ先
財団法人 日本無線協会
〒104-0053 東京都中央区晴海3-3-3
TEL 03-3533-6022
北海道支部
〒060-0002 札幌市中央区2条西2-26
TEL:011-271-6060
東北支部
〒980-0014 仙台市青葉区本町3-2-26
TEL:022-265-0575