ITパスポートの資格情報、難易度や合格率などを紹介。
ITパスポートとは?
現在、国民一人ひとりが働く上でも生活する上でも、ITを正しく使いこなす術(すべ)や正確な知識を身につけてこそ、その効果が最大限発揮され、望ましいIT社会の実現に向かうと期待されます。
そこで、時代のニーズに応えるため、すべての職業人が共通に備えておきたい、ITに関する基礎的知識を測る「ITパスポート試験」があります。
職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者とされている。
初級システムアドミニストレータからITパスポートに、平成21年度から名称が変更されてます。
給与・年収は?
※システム・エンジニアの統計調査結果です。ご参考下さい。
平均年収:563万円、平均月収:38万円、年間賞与等:103万円。
男性 平均年収 | 女性 平均年収 |
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平均年収:570万円 | 平均年収:536万円 |
平均月収:39万円 | 平均月収:37万円 |
平均時給:2962円 | 平均時給:1586円 |
年間賞与等:105万円 | 年間賞与等:95万円 |
集計データ:平均年齢:31.8歳、平均勤続年数6.5年、対象人数:62350人 | 集計データ:平均年齢:34.9歳、平均勤続年数7.8年、対象人数:44100人 |
厚生労働省の「平成23年賃金構造基本統計調査」より |
ITパスポート 受験資格
制限はありません。
試験内容・制限時間・科目
①利用する情報機器及びシステムを把握するために、コンピュータシステムやネットワークに関する知識をもち、オフィスツールを活用できる
②担当業務を理解するために、企業活動や関連業務の知識をもつ。また、担当業務の問題把握及び必要な解決を図るために、システム的な考え方や論理的な思考力をもち、かつ、問題分析及び問題解決手法に関する知識をもつ
③安全に情報を活用するために、関連法規や情報セキュリティに関する各種規定に従って活動できる
④業務の分析やシステム化の支援を行うために、情報システムの開発及び運用に関する知識をもつ
試験時間165分:100問
多肢選択式(四肢択一)
・小問形式:84問(1問の中に1つの設問がある試験問題)
・中問形式:4問(1問の中に4つの設問がある試験問題。1つの状況設定に対し、複数の視点から知識・理解を問う)
※CBT方式試験:パソコンを利用した試験方法
合格基準
各分野30%以上で総合60%以上
試験日程
随時(CBT方式)
受験地
全国47都道府県で実施
申込期限
受験日前日の正午~受験日当日
受験料
5,100円
合格発表
受験終了後、その場で確認できます。
ITパスポートの合格率・難易度
平成23年度:合格率40.7%
お問合せ先
独立法人 情報処理推進機構(ITパスポート試験)
〒113-6591 東京都文京区本駒込二丁目28番8号 文京グリーンコートセンターオフィス15・16階(総合受付13階)
TEL:03-5978-7501 FAX:03-5978-7510