日本漢字能力検定の資格情報、難易度や合格率などを紹介。
日本漢字能力検定とは?
日本人の身近な漢字について、読み書きに加えて、漢字の意味を理解して、文章の中で利用できるかを測定する検定です。階級が12に分かれていて、自分の漢字能力に合わせて級を上げることができます。
漢字は年齢に関係なく学べる身近な学習対象であるため、3歳から101歳という幅広い年齢層の方が漢検に挑戦しています。
漢字の意味を理解し、文章の中で適切に漢字を運用する能力を測るために、漢字の読み・書きの問題に加え、熟語の構成・意味・誤字訂正・部首・筆順など幅広い分野から出題
日本漢字能力検定 受験資格
制限はありません。
試験内容・制限時間・科目
[1級]大学・一般程度のレベルで対象漢字約6000字。常用漢字を含めて、約6000字の漢字(JIS第一・第二水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。
[準1級]大学・一般程度のレベルで対象漢字約3000字。常用漢字を含めて、約3000字の漢字(JIS第一水準を目安とする)の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える。
[2級]高校卒業・大学・一般程度のレベルで対象漢字2136字。すべての常用漢字を理解し、文章の中で適切に使える。
[準2級]高校在学程度のレベルで対象漢字1940字。常用漢字のうち1940字を理解し、文章の中で適切に使える。
[3級]中学校卒業程度のレベルで対象漢字1607字。常用漢字のうち約1600字を理解し、文章の中で適切に使える。
[4級]中学校在学程度のレベルで対象漢字1322字。常用漢字のうち約1300字を理解し、文章の中で適切に使える。
[5級]小学校6年生修了程度のレベルで対象漢字1006字。小学校第6学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割に対する知識を身に付け、漢字を文章の中で適切に使える。
[6級]小学校5年生修了程度のレベルで対象漢字825字。小学校第5学年までの学習漢字を理解し、文章の中で漢字が果たしている役割を知り、正しく使える。
[7級]小学校4年生修了程度のレベルで対象漢字640字。小学校第4学年までの学習漢字を理解し、文章の中で正しく使える。
[8級]小学校3年生修了程度のレベルで対象漢字440字。小学校第3学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使える。
[9級]小学校2年生修了程度のレベルで対象漢字240字。小学校第2学年までの学習漢字を理解し、文や文章の中で使える。
[10級]小学校1年生修了程度のレベルで対象漢字80字。小学校第1学年の学習漢字を理解し、文や文章の中で使える。
合格基準
1級、準1級、2級は80%程度
準2~7級は70%程度
8~10級は80%程度
試験日程
第1回:6月下旬、第2回:10月下旬、第3回:2月上旬の年3回
受験地
全国47都道府県の主要都市約180か所
申込期限
第1回:3月~5月下旬、第2回:7月~9月下旬、第3回:11月~1月上旬
受験料
1級:6,000円
準1級:5,500円
2級:4,500円
準2級~4級:各3,500円
5級~7級:各3,000円
8級~10級:各2,500円
(税込価格)
※2023年3月現在
合格発表
検定日の約30日後
日本漢字能力検定の合格率・難易度
[2023年第1回]
1級:9.6%、準1級:13.7%、2級:28.5%、準2級:35.6%、3級:50.6%、4級:53.3%、5級:73.1%、6級:81.2%、7級:87.1%、8級:81.3%、9級:90.8%、10級:96.7%
[2014年第1回]
1級:7.1%、準1級:20.1%、2級:18.4%、準2級:41.1%、3級:47.2%、4級:51.0%、5級:72.7%、6級:77.9%、7級:84.9%、8級:84.0%、9級:90.1%、10級:96.2%
お問合せ先
日本漢字能力検定協会
〒600-8585 京都府京都市下京区烏丸通松原下る五条烏丸町398
TEL:0120-509-315